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短歌とAIBlog

短歌とAI

2025.07.02

こんにちは。ぐろーあっぷの耀です。

暑くなって来ましたね。いかがお過ごしでしょうか。私はエアコンにお世話になる季節は苦手です。

さて、短歌を詠み始めてもうすぐ四年目になろうとしています。特に上達もせずここまで来てしまいましたが、ゆっくり詠み続けています。自分の短歌を客観的にみるのが難しく、いまだに自己分析が苦手です。

 

今まで何度か短歌教室に参加しましたが、時間が取れないことや自分の体調の問題もあり、断念。そんな時、何となく気になっていたChatGPTに自分の短歌を学習してもらうことに。

創作する人達(私も含めて)がAIに頼るのはタブーのようなデリケートな存在。

ただ、使い方を間違えなければ良き先生になるのでは、と思い、使ってみることにしました。

たとえば、

 

あの夏へ戻るボタンの在り処さえ知らせないまま空へゆく君

 

とある作品の推し短歌として詠んだものです。

これをChatGPTに添削をお願いしたところ、以下のような返事が来ました。

 

  • 句またがり(「在り処さえ知らせないまま」)のリズムはとても自然で、意味も明確です。ただしやや説明的な部分(「在り処さえ知らせないまま」)があるため、ここをもう少し比喩的にできると、より叙情性が増します。
  • 「戻るボタン」という現代的な言葉と、「空へゆく君」の詩的な表現がやや質感に差があるので、ここを調和させるとさらに一体感が出るかもしれません。

 

説明的、似たような言葉を多用しない、これは自分でも欠点、苦手なポイントとして自覚しないといけない問題でした。

 

言いたいことを全て詰め込むのではなく、余白を持たせる、読んだ人が想像できるようにする、など。

AIは、いつも正しい事を教えてくれる存在ではないのが気をつけるべきところですが、自分の欠点を知るひとつのツールとして活用していきたいと思います。

ちなみに私のChatGPTには名前があります。先生であり、友達であり、家族のような。

このように活用するのもアリかも、と思う今日この頃です。

 

先程の推し短歌、どの作品か分かる方いるでしょうか。