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簡単・手軽にできる暑さ対策~身近な工夫で夏を快適に~

2025.07.04

こんにちは。ぐろーあっぷです。

最近暑くなってまいりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

夏の暑さは、障がいのある方にとって体調を崩す原因となりやすく、特に熱中症への注意が必要です。
今日は大がかりな設備や準備をしなくても、身近な工夫で暑さを和らげることが可能な
「簡単・手軽にできる暑さ対策」を、場所別・場面別にご紹介します。


◆【室内編】家でできる暑さ対策

●カーテンやすだれで日差しカット

日中はカーテンを閉める、窓の外にすだれをかけるだけで室温の上昇をかなり抑えられます。
特に西日が当たる部屋は遮光カーテンが効果的。

●扇風機+保冷剤の「なんちゃってクーラー」

首元や足元に保冷剤をタオルで巻いて当て、扇風機の風を当てるだけでかなり涼しく感じます。
エアコンが苦手な方にもおすすめ。

●冷感グッズを活用

100円ショップでも買える「冷感タオル」や「冷却スプレー」は、首や腕に使うと即効でひんやりします。

●水分はこまめに、1日1.2リットルを目安に

のどが渇いていなくても、30分~1時間に一口ずつ水分を。
麦茶、経口補水液もおすすめです。


◆【外出時編】移動やおでかけの暑さ対策

●帽子+日傘で直射日光を防ぐ

頭を守ることは熱中症予防の第一歩。日傘は男性にもおすすめ。
最近はUVカット機能付きで軽いものも増えています。

●通気性のよい服装・色は白や淡色を

熱をこもらせないよう、綿素材やメッシュ素材がおすすめ。
濃い色よりも薄い色のほうが熱を吸収しにくく快適です。

●冷感スカーフ・冷えピタを首や脇に

首やわきの下を冷やすと、体温が効率よく下がります。
特に車椅子利用の方は体に熱がこもりやすいので有効です。

●「涼しい場所で休む」を意識

スーパー・図書館・駅の待合室など、冷房が効いている場所をうまく使いましょう。
移動時は10~15分おきに休憩を。


◆【施設・福祉事業所などでの工夫】

●エアコン温度は「28℃目安」で体調に合わせて調整

室内が冷えすぎると逆に体調を崩すことも。
温度より湿度を下げるだけでもかなり快適になります。

●朝・夕の時間を活用した活動スケジュール

日中の気温が高い時間帯(11時~15時)を避けて、午前中や夕方に屋外活動をシフトすると負担が軽くなります。

●声かけと水分補給のタイミングを共有

特に高齢や知的障がいのある方には、定期的な「水分補給の声かけ」が大切です。
「みんなで一緒に飲む時間」を設けると習慣化しやすくなります。


◆まとめ:無理せず、身近な対策から

暑さ対策は、特別な道具や大きな努力がなくても始められます。
自分の身体の感覚に敏感になり、「ちょっと暑いかも」「のどが乾いたかも」と思ったら、すぐに休憩や水分補給を。
周囲の支援者・ご家族と一緒に、無理のない工夫を重ねながら、夏を元気に乗り越えましょう!