「詠み続けること」Blog
「詠み続けること」
2024.10.19
こんにちは。ぐろーあっぷの耀です。
今回も短歌のことを少し。早いもので、短歌を読み始めて三年目に突入しました。
ちっとも上手くなった気にはならず、毎日詠めず。周りの才能ある人々は歌集を出したり、賞をもらったり。
なかなかモヤモヤとした日々です。自分と他人を比べることの無意味さはわかっているつもりですが、それでも気になってしまう性分です。勉強をしているつもりで出来ていないのはそうなのですが、それでも三年近く詠んでいるのだから、せめて棒には引っかかって欲しい。
と思っているところに、はっとする言葉に出会いました。
自分が読んで楽しい短歌を作る。無理に好きではないものを詠まない。歌人、深山睦美さんの言葉です。
Xには才能溢れる方達、テレビや雑誌では常連の方達が紹介されている。キラキラしていて私では足元にも及ばない。けど、評価=自分の価値、それに縛られていたのかもしれません。もちろん、評をいただいたり、いいねが多くついたりすると嬉しいです。が、それが全てではないのだと考えを改めることにしました。自分が好きで読んだものは、評価関係なく一つの宝ではないか、と。好きで始めた短歌が嫌いになることがないように、自分の気持ちを大切にしていきたいと思います。
そして……。下手なりに詠み続けて、各ネットプリントや短歌同人誌の旗揚げにも参加させていただくことになりました。これも自信にしていいよね。諦めずに詠み続けなさい、とあの頃の自分に言ってやりたいと思います。
玻璃に触れるやうに言葉を紡ぐ日はあなたの為に祈る日とする
お読みいただきありがとうございました。