あなたらしく生きるために――「自立」と支援制度の話Blog
あなたらしく生きるために――「自立」と支援制度の話
2025.05.09
こんにちは、ぐろーあっぷです。
「自立」と聞くと、全部自分でやらなければいけない・誰にも頼ってはいけない――そんなふうに思っていませんか?
でも、本当の「自立」とは、「自分の力だけで何とかする」ことではありません。
本当の自立とは、「自分の人生を、自分の意思で決めること」。
そしてそのために、必要な支援をうまく使うことです。
たとえば、こんな制度があります:
障害福祉サービス:ヘルパーさんに生活のサポートをしてもらえる「居宅介護」や、仕事や日中の 活動を手伝ってくれる「生活介護」「就労継続支援」など、暮らしに合わせた支援があります。
障害年金:一定の条件を満たせば、障害のある人が生活費の一部として年金を受け取ることができます。
自立支援医療制度:医療費の自己負担を軽くする制度で、精神疾患・人工透析・重度の障がいなどが対象になります。
グループホームや自立生活支援センター:家族と離れて暮らしたい人が、自分のペースで生活できる場所やサポートを提供しています。
こうした制度を利用することは、「甘え」でも「依存」でもありません。
制度は、あなたがあなたらしく生きるための“道具”です。
車いすや補助具と同じで、人生の選択肢を広げてくれるものです。
自立は、「一人で頑張ること」ではなく、「自分らしく生きること」。
そのために、使える制度はどんどん使いましょう。
そして困ったときは信頼できる相談員や、地域の福祉窓口に声をかけてください。
あなたの人生は、あなたのものです。
遠慮せず堂々と支援を受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。