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テクノロジーが広げる可能性

2025.08.22

こんにちは、ぐろーあっぷです。

 

スマートフォンやタブレットの普及により、日々の生活が便利になったと感じている方は多いのではないでしょうか。

特に障がいを持つ方にとって、支援アプリは「できなかったことができるようになる」可能性を広げてくれる、心強いツールです。

今回は、障がいの種類別におすすめの支援アプリをご紹介します。

自分やご家族に合ったアプリを見つけるきっかけになれば幸いです。


■ 視覚障がい者向けアプリ

視覚に障がいがある方は、音声や触覚による情報取得が重要です。

以下のアプリは、生活のさまざまな場面でサポートしてくれます。

◎おすすめアプリ

Seeing AI(iOS)
カメラを通して見たものを音声で説明してくれるアプリ。

文章読み上げ、人物の表情分析、バーコード読み取りなど多機能で、日常生活を支えます。

Be My Eyes(iOS / Android)
ボランティアがリアルタイムで視覚的サポートをしてくれるアプリ。

商品の判別や色の確認など、気軽に助けを求めることができます。

VoiceOver / TalkBack
iPhone(VoiceOver)やAndroid(TalkBack)に標準搭載されている画面読み上げ機能。

スマホ操作に欠かせない支援ツールです。


■ 聴覚障がい者向けアプリ

音を聞くことが難しい方にとって音声を文字に変換するアプリや、手話関連のアプリが役立ちます。

◎おすすめアプリ

UDトーク(iOS / Android)
話している内容をリアルタイムで文字に起こすアプリ。

会議や授業、病院でのコミュニケーションにも活用されています。

Google Live Transcribe(Android)
音声認識技術により、周囲の会話を瞬時に文字で表示。

筆談の代わりとして使え、翻訳機能も搭載しています。

手話ステーション(iOS / Android)
アニメーションで手話を学べるアプリ。

手話に不慣れな家族や支援者にもおすすめです。


■ 発達障がい・知的障がい者向けアプリ

発達障がいや知的障がいを持つ方には、わかりやすく整理された情報やタスクを視覚的に伝えるアプリが効果的です。

◎おすすめアプリ

ひとりでできたよ(iOS / Android)
写真や音声で行動手順を見せることで、生活スキルの自立を支援。

歯磨きや登校準備などを「見える化」して教えることができます。

こえとら(iOS / Android)
声を出すのが難しい人が、文字を入力して相手に伝えるアプリ。

入力した言葉を音声で読み上げてくれる機能もあります。

わたしの特性メモ(iOS / Android)
自分の特性や困りごとを記録・共有できるアプリ。

支援者や医師、職場との情報共有にも便利です。


■ 身体障がい者向けアプリ

身体機能に制限がある方には、操作補助やバリアフリー情報の提供をしてくれるアプリが重宝されます。

◎おすすめアプリ

Tecla Access(iOS / Android)
車いすやスイッチでスマホを操作できるようにする支援技術。

四肢に麻痺がある方などのスマホ活用を助けます。

Wheelmap(iOS / Android)
世界中のバリアフリー情報を共有・検索できる地図アプリ。

車いすでの外出計画が立てやすくなります。

OsmAnd Maps(iOS / Android)
バリアフリールートを確認しながら移動できるナビアプリ。

段差やスロープの有無なども表示可能。


■ おわりに

「障がい者支援アプリ」は単なる便利ツールではなく、ひとりひとりの「やってみたい」を実現するパートナーです。

大切なのは、アプリを使うことで自信を持ち、自分らしい生活を送ること。

支援アプリは日々進化しています。ぜひ、自分に合ったアプリを探して、生活の質を高めていきましょう。