特撮と、ネコえもん。Blog
特撮と、ネコえもん。
お久しぶりです。ぐろーあっぷのネコえもんでございます。
さて、皆様。”特撮”とは何の略称か、ご存じですか? ほら、ゴジラとか、仮面ライダーシリーズとか、ウルトラマンシリーズとかを指す、あれです。
正解は、”特殊撮影”。ミニチュア使ったり、ナパーム爆破したり、最近ではCG撮影したりするわけです。上にも挙げた通り、中でもヒーローもののドラマを主に”特撮”とひっくるめて呼びます。ネコえもんは、5つの頃から、この”特撮”に夢中でした。特に戦隊ヒーローものと呼ばれるものに。
テレビ朝日で放送されているので、朝日新聞で40周年の時だったかな?(今年、戦隊ものは50周年)の時に特集記事が組まれておりました。曰く、コンテンツの対象年齢は3~6歳。大体、3年間で子どもたちは戦隊ものから卒業し、毎年大きくなった次の子どもたちが視聴すると・・・・・・。ネコえもん、5~14歳までの9年間視聴していました(笑)普通の子どもの約3倍の期間、戦隊ものを楽しんでいた計算になります。テレビ朝日と東映に、表彰していただきたいくらいだ(笑)
特に男兄弟がいたわけでもなく、ネコえもんは三姉妹の末っ子として、9年間戦隊を応援し続けました。不思議な事に、母親は何も言わなかったんです。視聴する範囲では。(おもちゃはさすがに勘弁してくれと言われた。未だにネコえもんはロボが欲しい)中学生にあがったころ、録画までして視聴するネコえもんに、父が一言、「ネコはいつまでこの手の番組を観るんや?」と一度だけ、言った。亡き父よ、すまねぇ。ネコえもんはまだ観てる(笑)高校になる頃から、35周年記念作品が出るまでの10年間くらい、離れた時期はあるものの、ネコえもんは毎年毎年戦隊を応援しています。
仮面ライダーや戦隊は、1年間放送するので、役者が丸っと1年同じ役を掘り下げるという、とても稀有な経験をします。そんな経験、ほかのドラマでは、NHKの大河ドラマくらいなんですね。ネコえもんが観ていないくらいの頃から、”イケメン・ヒーロー”なんて持て囃され始め、イケメン目当てで観ていると思われがちなのが少し嫌なのですが、売り出し始めの若い役者が、1年で芝居を覚える過程を観るのも、意外と面白いものです。いまや、戦隊出身の役者さんなんて、珍しくなくなりました。今年のNHK大河の主演は横浜 流星さんだし、(しかも、レッドでなく、グリーンだった。レッドは志尊 淳さん)竜星 涼さん、山田 裕貴さん、と枚挙にいとまない。みんな最初は演技もアクションもぎこちなかった。
ネコえもんの5歳の頃の夢は、『戦隊初のブルーの女性戦士の役者』になる事でした。その頃には、すでに戦隊は存在しなく、全て役者がしているのを知っていて、視聴していました。まあ、2年後の作品で、初のブルー女性戦士が誕生して、夢は敢え無く潰えたわけですが(笑)
そう考えると、ネコえもんは昔から”役者”を観ていたんだなと。演劇が好きな現在地にそう遠くなく着地するのです。
で、件の所謂”男の子の番組”を観る事を止めなかった母親ですが。「だって、その子それぞれの趣味でしょ? 趣味に口出しするなんて、野暮な事、ないで?」だそうで・・・・・・。他人や自分を傷つけるような事以外は、わりと放任だったようです。
他人を傷つけない範囲での趣味。そんなものには、寛容にいたいものですね。というわけで、一人暮らしのネコえもん家は戦隊グッズで埋められていくわけなのでした。お粗末っ。
さて、今回も長々と書き連ねましたが、少しでも何かが伝わっていたら幸いです。
では、ネコえもんでした。また機会がありましたら・・・・・・。