大阪府/大阪市を含めた大阪での「障がい者向け/配慮者向けの防災訓練・仕組み」についてBlog
大阪府/大阪市を含めた大阪での「障がい者向け/配慮者向けの防災訓練・仕組み」について
こんにちは、ぐろーあっぷです。
大阪府/大阪市を含めた大阪での「障がい者向け/配慮者向けの防災訓練・仕組み」について
現状とポイントを整理してみました。
「障がい者向け防災訓練」が重要なのか。
災害時、高齢者や障がいのある人など「避難行動要支援者」は、自力での避難や情報取得が難しい場合があるため、配慮が必要とされています。
また、過去の豪雨災害などで、福祉施設が被災し重大な被害が発生した事例を踏まえ、施設側には「非常災害対策計画の作成」と「避難訓練の実施」が義務付けられるようになっています。
2025~2026年に大阪近辺で予定・告知されている防災訓練・防災イベントをいくつか挙げます。
ただし、「障がい者向け」と明記されたものは少ないため、「市民全体向けの防災イベント・訓練」を含みます。
お住まいや参加方法によって、事前に「障がいのある人の参加可/配慮ありか」を確認することをおすすめします。
【直近実施例】
吹田市地域防災総合訓練
2025年10月25日(土)に開催されました。
内容:消防・自衛隊・警察など関係機関と協力した「実動訓練」、避難広報、交通規制、救助・消火訓練、ライフライン復旧訓練など。さらに「防災体験ブース」「煙体験ハウス」「炊き出し体験」など、参加者向けの体験型プログラムも。
【直近実施例】
OSAKA防衛防災フェスティバル2025
2025年2月16日(日)に開催されました。
内容:自衛隊装備の展示、体験搭乗、炊き出し、演奏会、防災展示など — “見る・触る・知る”を通じて防災を身近に感じられるイベント。
豊中市全市一斉防災訓練(地域訓練)
日時(予定):2026年1月17日(土) 午前8:45~12:00。
会場:大阪府豊中市内の各小中学校 体育館 など。
内容:震度6強クラスの地震を想定した大規模訓練。地域と行政・ボランティアが協力する“実動訓練”。
・地域住民として参加する形。災害時の避難や防災対応に関心があれば、家族や支援者と一緒に参加を検討できます。
訓練内容について、事前に問い合わせして「障がい者対応の有無」を確認しておくと安心です。
〇注意点と「障がい者向け/配慮ありか」の確認ポイント
多くの訓練・イベントは「市民全体向け」で、「障がい者向け対応」や「配慮有無」の記載がない場合が多いです。
参加を予定する場合は 事前に自治体や主催者に問い合わせ し、「移動支援、介助、情報保障(視覚・聴覚サポートなど)」の有無を確認することをおすすめします。
イベントの内容(救助訓練、煙体験、防災展示など)によっては、障がいのある人によっては参加が難しいものもあるので、無理のない範囲での参加が重要です。