視覚過敏と夜の読書Blog
視覚過敏と夜の読書
2025.12.13
こんにちは。ぐろーあっぷのUです。 今日は、視覚過敏と夜の読書がなぜ難しいのかについて紹介致します。 視覚過敏とは 「光や映像、文字、動きなどの視覚刺激に対して、 脳が必要以上に強く反応してしまう状態」 のことです。 「目そのもの」ではなく 脳の処理が疲れている ことが大きく関わります。 ◉視覚過敏とは ● 典型的な状態 光がまぶしすぎる 蛍光灯・LEDがチラついて見える 文字がにじむ・読みにくい 細かい模様・人混みがしんどい 画面や本を読むと頭が疲れる / めまい ● 原因(多い順) 1. 脳の疲労(視覚処理の疲れ) 2. 自律神経の負荷(ストレス・緊張) 3. 睡眠不足 4. 長時間のスマホやPC 5. 片頭痛気質 6. 発達特性(ASD/ADHD) 7. 目の筋肉疲労(眼精疲労) ◉夜に仕事終わりに読書できない理由は? かなり多くの人が、夜は読書が急にしんどくなる → これは“目”ではなく“脳”の疲れ が主因です。 なぜ? 1. 日中で視覚情報を大量に処理し続けて脳の「視覚野」が疲れている 2. 夜になると 交感神経 → 副交感神経への切り替え で集中力が落ちる 3. スマホ・蛍光灯・モニターで 視覚処理に負荷が蓄積 4. 血糖値が下がって視覚処理のエネルギーが足りなくなる 5. 目のピント調節筋(毛様体筋)が疲労して読書がきつい つまり、 目が疲れているのではなく、“脳の視覚処理能力”がもう限界で読書ができないという状態が多いです。 ◉「視覚過敏」と「夜に読書できない」の関係 夜に読書がしんどいのは、視覚過敏の一種として起こるケースが非常に多いです。 ● サイン 文字を見ると頭が重い 行間がつまって見える まぶたが下がる 文章の理解が落ちる 電車の広告すら読む気が起きない これらは典型的に 脳が視覚情報を処理したくないサインです。 ◉解決案 消化器の不調などが原因で感覚過敏が誘発・悪化することはあります。 そして腹部を温めたり撫でると、自律神経が整うことで感覚過敏が回復しやすく なる場合は確かにあります。宜しければ、皆さんも一度試してみて下さい。 御読み頂き、有難う御座いました。