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ネガティブ思考からポジティブ思考へ

2025.07.28

こんにちはぐろーあっぷです。

今回はネガティブ思考からポジティブ思考へ 〜障がいとともに前を向くために〜ということでお伝えします。

障がいを持っていると、ふとした瞬間に「どうせ自分には無理だ」「周りに迷惑をかけてしまうかも」といったネガティブな思考にとらわれることがあります。けれど、その気持ちは決して「弱さ」ではありません。むしろ、真面目で責任感があるからこそ、そう感じてしまうのかもしれません。

しかし、少しずつでも心の向きを変えていくことは可能です。ポジティブ思考は、生まれ持った性格ではなく「意識と工夫」で育てていけるもの。今回は、ネガティブな思考に悩んでいる方に向けて、ポジティブな気持ちへと切り替えていくためのヒントをご紹介します。


1. 自分を責めない「言葉の使い方」を身につける

ネガティブな思考に陥りがちなとき、自分自身にどんな言葉をかけているでしょうか?

  • ×「できない自分はだめだ」

  • ○「今日はうまくいかなかったけど、次は工夫してみよう」

言葉は心に大きな影響を与えます。失敗しても、自分を責めず「今の自分」を認める言い方を意識しましょう。たとえば、「まだできないけど、練習すればできるかも」といったように、“未来の可能性”を意識した言葉を使うことで、心が軽くなります。


2. 「小さな成功」を見つけて自信につなげる

毎日の生活の中には、小さな「できた!」がたくさんあります。

  • 一人で買い物に行けた

  • 人にありがとうと言えた

  • 昨日より少し早く起きられた

このような小さな成功を意識して「自分をほめる」ことは、ポジティブな心を育てる第一歩です。できれば、ノートやスマホに「今日できたこと」を記録してみてください。振り返ることで「自分は前に進んでいる」という実感が持てます。


3. 比べる相手を「他人」から「昨日の自分」へ

他人と比べると、自分が劣っているように感じてしまうことがあります。でも、人それぞれに状況や背景が違うのですから、比べる必要はありません。

大切なのは「昨日の自分より、ほんの少しでも前に進めたかどうか」。自分自身のペースで進むことこそ、本当の成長です。


4. 相談できる相手を持つ

不安やネガティブな気持ちは、心の中にため込むとどんどん膨らんでしまいます。そんなときは、信頼できる人に話してみましょう。福祉サービスの相談員やカウンセラー、家族や友人など、「話せる相手」を持つことが大きな安心につながります。


5. ポジティブ思考は「訓練」で身につく

ポジティブ思考は、すぐに身につくものではありません。けれど、毎日少しずつ意識することで、少しずつ前向きな自分に変わっていくことができます。

「自分は変われる」「どんな状況にも意味がある」と信じて、今日から一歩ずつ踏み出してみませんか?


最後に

ネガティブになる日があってもいいんです。落ち込んだ時には、無理に元気になろうとせず、まずは「そんな日もあるよね」と自分をやさしく受け止めてください。そして、少し元気が出てきたら、今日できた小さなことを思い出してみましょう。

あなたの歩みは、ゆっくりでも確実に前へ進んでいます。