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デジタル障がい者手帳って知っていますか?〜便利なところ・気をつけたいこと・これからの可能性〜

2025.10.03

こんにちは。ぐろーあっぷです。

みなさんは「デジタル障がい者手帳」という言葉を聞いたことはありますか?

これは、これまで紙で持っていた障がい者手帳をスマートフォンなどでデジタル化したものです。最近では、アプリを使って手帳を見せられるようになってきました。

今日はデジタル障がい者手帳について、どんなところが便利なのか・気をつけたいことは何か・そしてこれからどうなっていくのかを、わかりやすく紹介します。


デジタル障がい者手帳ってなに?

普段障がい者手帳を使うときには、紙の手帳を見せたり、持ち歩いたりしますよね。
デジタル障がい者手帳は、その情報をスマホやタブレットのアプリに入れて使えるようにしたものです。

たとえば、アプリ「ミライロID」では、スマホ画面を見せるだけで手帳の代わりになるサービスもあります。


デジタル手帳のいいところ(メリット)
手帳を忘れてもスマホがあれば安心

紙の手帳を持ち歩かなくても、スマホがあれば手帳の情報を見せることができます。

忘れたり、なくしたりする心配が減りますね。

割引やサービスの利用がスムーズに

駅や映画館など、障がい者割引を使いたい時に、スマホを見せるだけでOKな場合があります。

手続きがラクになることも

将来的には、手帳の更新や申請がアプリからできるようになるかもしれません。

役所に行かなくても手続きができるのは、とても便利です。

他のサービスともつながる可能性

福祉サービスや医療機関と情報が連携できるようになれば、より多くのことがスマホひとつで管理できるようになります。


気をつけたいこと(デメリットや課題)
スマホが使いにくい人もいる

高齢の方や視覚障がいのある方など、スマホ操作がむずかしい方には不便に感じることも。紙の手帳も併用できるようにしてほしいという声があります。

通信ができないと使えないことも

電波がない場所やスマホの電池が切れてしまうと、手帳を見せられないこともあります。

オフラインでも使える設計が求められています。

● プライバシーの心配

障がいの情報はとても大切な個人情報です。しっかりとしたセキュリティ対策が必要です。


デジタル手帳でできる便利なこと

将来的に、デジタル障がい者手帳では、こんなこともできるようになるかもしれません。

◎ 使えるサービスがわかる

自分が使える割引や支援サービスを、アプリ内で一覧表示できる機能が考えられています。

◎ 手帳の期限が近づいたらお知らせ

更新のタイミングで通知が来る機能があれば、うっかり忘れずにすみます。

◎ 必要な支援を自動で教えてくれる

自分の障がいの内容や住んでいる地域に合わせて、使える制度やサービスをAIが提案してくれる仕組みも進んでいます。


まとめ

デジタル障がい者手帳はこれからの生活をもっと便利に、そして安心にしてくれる可能性をもったツールです。

もちろん、すべての人にとって使いやすくなるためには、紙の手帳との併用やサポート体制も大切です。

これからの社会がもっと優しく、誰にとっても使いやすいしくみになるよう、みなさんの声がとても重要です。

「こんな機能があったらいいな」「ここが不便だったよ」など、感じたことを伝えていくことで、よりよい未来をつくっていけるはずです。