🌟 音のない世界が輝くとき ~東京2025デフリンピックに向けて~Blog
🌟 音のない世界が輝くとき ~東京2025デフリンピックに向けて~
こんにちは。ぐろーあっぷです。
みなさん、「デフリンピック」という大会を知っていますか?
「デフリンピック」は、耳の聞こえない・聞こえにくい人たちのためのオリンピックです。
第1回大会が1924年にフランスで開催された100年以上の歴史がある大会で、オリンピック・パラリンピックと並ぶ、障がい者スポーツの国際大会のひとつです。
聴覚に障がいのあるアスリートたちが世界中から集まり、さまざまなスポーツで戦います。
静かな中にも熱いエネルギーがあふれる、それがデフリンピックの魅力です。
🗼 東京での開催は初めて!
2025年の大会は、なんと日本・アジアでの初めての開催となります。
東京が選ばれたのは、手話言語への理解が深まりつつあることや、日本の障がい者スポーツへの関心の高まりが評価されたからだそうです。
競技は、陸上、水泳、バドミントン、バスケットボール、テニスなど、約20種目が予定されています。
聴覚障がい者だけでなく、支えるボランティアや観客にとっても、「多様性と共生」を感じる貴重な機会となるでしょう。
📅 開催日と会場
🕊 大会期間: 2025年11月15日(土)~11月26日(水)
📍 主な会場:
東京体育館(開会式・閉会式)
駒沢オリンピック公園総合運動場
そのほか、東京都内のいくつかの会場で行われます。
💬 デフリンピックならではの工夫
デフリンピックでは、スタートの合図に「ピストルの音」ではなく、光のランプや手の合図を使います。
審判や選手のコミュニケーションは手話やジェスチャーが中心です。
音がなくても、選手たちは全身で気持ちを伝え合う。
その姿はとても美しく、会場中が一体になる瞬間がたくさんあります。
💖 手話でつながる応援の輪
大会を通して、手話への理解や関心も広がっています。
手話は、言葉の代わりではなく、大切な言語のひとつです。
大会中は、手話通訳や表示モニターなど、だれでも安心して楽しめる工夫がたくさん用意される予定です。
観客も、少し手話を覚えて「がんばれ!」と伝えてみませんか?
小さな手の動きが、きっと選手の力になります。
🌈 音がなくても、心はひとつ
東京2025デフリンピックは、「聞こえない」ことを「できない」こととはしません。
選手たちの努力やチームワークは、私たちに多様性(たようせい)やつながりの大切さを教えてくれます。
2025年11月、東京に世界中の笑顔が集まります。
音のないスタジアムに、拍手と心の声があふれる瞬間。
その感動を、みんなで分かち合いましょう!