障がい者の一人暮らし。緊急連絡先・鍵預かりBlog
障がい者の一人暮らし。緊急連絡先・鍵預かり
こんにちは。ぐろーあっぷです。
🌸 障がい者の一人暮らしと「緊急連絡先・鍵預かり」についてお伝えしようと思います。
一人暮らしをする障がいのある方にとって、「もしものとき」に備える体制づくりはとても大切です。特に体調の変化や災害、転倒・発作などの際にすぐ助けを呼べる仕組みを整えておくことで、安心して暮らすことができます。
① 緊急連絡先の登録
1. まずは身近な人に共有を
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家族、友人、信頼できる支援者(相談支援専門員、ヘルパーなど)を第一連絡先に登録。
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スマートフォンの「緊急時情報」や「SOS機能」に登録しておくのも有効です。
2. 行政・福祉関係のサポート
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市区町村によっては「見守り登録制度」や「緊急時連絡票の提出制度」があります。
→ 例:大阪市では「単身高齢者・障がい者見守り登録制度」など。 -
福祉課や障がい福祉センターに相談すると、登録や連携先を紹介してもらえます。
3. 医療・介護関係
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かかりつけ医や訪問看護ステーションにも、緊急時の連絡先を共有しておくと安心です。
② 鍵の預かり・管理の方法
1. 信頼できる人・機関に預ける
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家族や後見人、または相談支援事業所など、信頼できる第三者に1本預けておく。
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万一に備え、預け先と「使う場面(体調急変時など)」を文書で取り決めておくと安心です。
2. 行政・福祉サービスによる預かり
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一部の自治体では、緊急通報システムを利用すると鍵預かりがセットになっている場合があります。
→ 緊急通報装置(ペンダント型ボタンなど)を押すと、センターが通報を受け、必要に応じて登録先(家族・救急)へ連絡&鍵で入室対応。
3. 鍵ボックスを設置する方法
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玄関付近に暗証番号式の「キーボックス」を設置。
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暗証番号は家族・支援者・緊急通報センターのみ共有。
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物理的に合鍵を預けるより安全な方法として採用されることも増えています。
③ 安心を支える仕組みづくりのポイント
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見守りサービス(民間・福祉)を利用して、定期的な安否確認を受ける。
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緊急通報装置(自治体貸与・民間契約)を設置。
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地域包括支援センターや障がい福祉相談支援センターに、自分の支援体制を一度相談しておく。
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万一の時の「連絡フロー」を紙にして、冷蔵庫や玄関などに貼っておく。
💡 まとめ
障がいのある方が一人暮らしを続けるうえで大切なのは、
「自分だけで抱え込まない仕組みをつくること」。
鍵や緊急連絡先の管理を「信頼できる人・機関」と共有しておくことで、
いざというときにすぐ支援が届き、安心して自立した生活を送ることができます。