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寒さ対策Blog

寒さ対策

2025.11.21

こんにちは。ぐろーあっぷです。

❄️ やさしく始める冬の寒さ対策

 

― 自分のペースでできる“あったか習慣” ―

冬が近づくと、体の冷えだけでなく、気持ちまで縮こまってしまうことがあります。
特に、体温調整が苦手な方や、感覚過敏のある方、動きにくさのある方にとっては、

冬はちょっとした工夫が大きな安心につながる季節です。

ここでは、「がんばらなくていい」あったか対策をご紹介します。
できそうなものから、気軽に取り入れてみてくださいね。

 


◎ 首・手首・足首をあたためる “3つの首のケア”

 

体の熱は、細い血管が集まる首・手首・足首から逃げていきます。
ここを温めるだけで、全身の冷えがやわらぐことも。

  • ネックウォーマー

  • アームウォーマー

  • レッグウォーマー

特にネックウォーマーは、かぶるだけで簡単なので、着脱が難しい方にも便利です。

 


◎ 軽くて着やすい服で、ラクな重ね着を

 

重ね着は「軽くて動きやすい」ことがポイントです。
感覚過敏がある方は、縫い目が少ないものや柔らかい素材だと楽に過ごせます。

  • ヒートテック系のインナー

  • フリースや薄手のダウン

  • 前開きの服、すべりのいい裏地の洋服

着替えが負担になる場合は、ひざ掛けや肩掛けで調整しても十分です。

 


◎ お部屋は“温度+湿度”であったかく

 

冬は部屋が乾燥しやすく、体調を崩す原因にもなります。
「温度」と「湿度」をバランスよく整えることが大切です。

  • 室温:18〜22℃くらい

  • 湿度:40〜60%

  • 加湿器がないときは、濡れタオルを干すだけでもOK

また、窓にすきま風が入ると一気に寒くなるため、すきまテープや厚手カーテンも味方になります。

 


◎ ぽかぽか時間をつくる ― 入浴・足湯・温タオル

 

冷え対策は “短い時間の温め”でも効果があります。

  • ぬるめのお風呂でゆっくり

  • 足湯でふくらはぎを温める

  • 温タオルを首やお腹にのせるだけでもリラックス

入浴が難しい方にも、足湯や温タオルは気軽に取り入れやすい方法です。

 


◎ 食べもの・飲みものからのあったかさ

 

冬の体はいつもよりエネルギーを使います。
難しい料理をしなくても、温かい食べ物・飲み物で体が少しずつ温まります。

  • みそ汁やスープ

  • ショウガを使った飲み物

  • 根菜(にんじん・大根・さつまいも)

調理が負担なときは、レトルト食品やインスタントでも十分です。

 


◎ 寒さが心に影響することも

 

日照時間が減る冬は、気持ちが沈みやすくなる方もいます。
「何となくやる気が出ない…」と感じたときは、少し光を浴びたり、軽いストレッチをしたり、自分をあたためる時間を大切にしましょう。

  • 朝、カーテンを開けて光を取り込む

  • 1分だけの深呼吸や体ほぐし

  • “今日はゆっくりでいい”と自分に許可を出す

無理のない冬の過ごし方が、心のあたたかさにもつながります。

 


❄️ おわりに

 

寒さの感じ方は、人それぞれです。
「こうしないといけない」という決まりはありません。

ほんの少し工夫するだけで、冬のつらさが軽くなることがあります。
あなたの身体と心が、少しでもほっとできる時間が増えますように。