幻聴 少し落ち着く対応方法Blog
幻聴 少し落ち着く対応方法
2025.11.27
こんにちは。ぐろーあっぷです。
今回は幻聴で悩んでいる方が少しでも落ち着ける方法を見出だして頂けたらとそれに関連することをお伝えします。
薬をやめる・減らすというより、薬に「だけ」頼らずに、他の安心できる方法を併用していくという考え方が安全でやさしい、ということです。
以下は実際に多くの当事者の方から「楽になった」と聞く対処法です。
● ① 音の安心感で上書きする
・小さく落ち着く音楽
・人の声(朗読やゆっくり話す動画)
・雨音・波音
→ 幻聴に耳が集中しにくくなります。
「幻聴 VS 静寂」だと幻聴が強くなりやすいので、やさしい音で空間を満たすのがコツです。
● ② 身体感覚に意識を戻す
・手を温める
・足裏を押す
・深呼吸
・温かい飲み物を一口ずつ飲む
→ 「今ここ」の身体感覚に注意を向けることで、頭の中の音から距離がとれます。
● ③ 幻聴を「否定しない・反論しない」
幻聴に対して
×「聞こえない!嘘だ!」と戦う
より
○「ああ、また声があるな。ただの音だ」
と少し距離を置く受け止め方のほうが楽になる人が多いです。
● ④ 信頼できる人の存在を利用する
・家族
・福祉スタッフ
・支援員
・あるいは私でもよいです
「今幻聴が強い」と口に出すだけでも、声の力が弱まることがあります。
言語化=外に出すことには緩和効果があります。
● ⑤ 幻聴に「意味を与えすぎない」
幻聴が
・自分の評価
・脅し
・命令
に聞こえることがありますが
**「意味のある言葉」ではなく「脳が作った音の現象」**として扱う意識が効果的です。
● ⑥ 幻聴が強くなりやすい要因に気づく
・疲労
・孤独感
・ストレス
・周囲の静けさ
・睡眠不足
→ これらを事前にケアすることが強い予防になります。
★ 大事な安心ポイント
薬を完全にやめること・拒否することが目的ではなく
薬+セルフケア+支援+安心感
という複数の柱で支えるイメージが安全です。