大寒は、やがて春へと向かう通過点Blog
大寒は、やがて春へと向かう通過点
こんにちわ ぐろーあっぷです。
昨日までは暖かかった・・・今日から寒いらしい・・・と言った話し声が聞こえてくるくらい天気予報で寒波のお話がされていました。
体調を崩すことなく過ごせていけたらいいなと思いました。
さて、今日は二十四節気の「大寒」ということで「大寒」についてのお話です。
大寒(だいかん)は、一年で最も寒さが厳しいとされる時期だ。吐く息が白く、朝の路面は凍り、何気ない日常の動作にさえ慎重さが求められる。多くの人にとって「寒い」で済むこの季節は、障がいのある人の生活に、より具体的で切実な影響を及ぼす。
たとえば、車いすを利用する人にとって、凍結した歩道や積雪は外出そのものをためらわせる要因になる。段差や傾斜は、夏には気にならなくても、冬には転倒や立ち往生の危険を伴う。肢体に障がいのある人の中には、寒さで筋肉がこわばり、普段できている動作に時間がかかる人もいる。朝、身支度を整えるだけで、夏の倍以上の労力が必要になることも珍しくない。
また、知的障がいや発達障がいのある人にとっても、大寒の生活は負担が大きい。厚着による感覚の違和感、手袋やマフラーによる動きにくさ、日照時間の短さによる生活リズムの乱れなどは、気持ちの不安定さにつながりやすい。寒さ対策を「我慢」や「慣れ」で乗り越えることが難しい場合もある。
住まいの環境も重要だ。十分な暖房設備がない、電気代やガス代を気にして暖房を控えざるを得ない状況では、体調を崩すリスクが高まる。特に、障がいにより体温調節が苦手な人や、基礎疾患を抱える人にとって、冬の寒さは命に関わる問題になることもある。
それでも、障がいのある人の生活は「大変さ」だけで語られるべきではない。寒い時期を安全に過ごすための工夫や、支援員や家族、地域との連携は、日々の暮らしの中で静かに積み重ねられている。大寒は、そうした見えにくい努力や支え合いが、いっそう大切になる季節でもある。
大寒は、やがて春へと向かう通過点だ。障がいのある人が、寒さの中でも無理なく、安心して生活できる環境を整えることは、特定の人のためだけではない。誰もが年齢や体調の変化によって「寒さに弱くなる」可能性を持っている。大寒の暮らしに目を向けることは、私たち自身の未来の生活を見つめ直すことでもあるのだ。